医学の基礎知識『悪性腫瘍について』

■悪性腫瘍とは

腫瘍を良性腫瘍と悪性腫瘍に分類した場合の,後者をいう。悪性腫瘍は,上皮性悪性腫瘍と非上皮性悪性腫瘍に分けられる。上皮性悪性腫瘍を癌(Cancer),非上皮性悪性腫瘍を肉腫(sarcoma)と呼ぶ。一般の人向けに,癌が悪性腫瘍の意味で使われることがある。悪性腫瘍は,放置すると増大し周囲の組織に浸潤するので(浸潤性増殖),手術では,腫瘍の周囲の組織まで切除される。悪性腫瘍の多くは,進行すると転移し,腫瘍の近くのリンパ節にリンパ行性に転移したり,血行性に肝臓,肺などの他の臓器に転移する。胃癌では,癌細胞が腹腔内に散布されることがあり,この転移の方式を播種という。

参考文献:医学大事典 南山堂

 

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