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医療裁判が難しい3つの理由

医療裁判では、①弁護士に医学の専門知識が要求されるとともに②鑑定意見書の作成や訴訟中のアドバイスを依頼できる専門分野の協力医が不可欠であり、かつ、③判断者である裁判官に医学的問題点を理解して頂かなければなりません。この3つの要件を全て充たすのは容易ではないので医療裁判は難しいのです。

 

①弁護士の医学知識
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医療裁判は、専門訴訟と言われ、弁護士に高度の医学知識が要求されます。弁護士でも、病院側の代理人は、医師から随時指導が受けられ、医学文献の入手も容易です。一方、患者側の代理人の場合、医師・病院を相手に争うために、診療録を詳細に分析し、自分で専門書や医学文献を集めて勉強しなければなりません。特に高度な専門知識が要求される事案では、弁護士の専門知識の有無・程度が訴訟の勝敗に大きく影響します。

②いつでも相談できる各専門分野の協力医の存在

医療裁判では、原告・被告双方から専門医が作成した私的鑑定意見書を提出しますが、私的鑑定意見書の作成を依頼できる協力医がいなければ、提訴も出来ません。本人訴訟や医療を専門としない弁護士は、私的鑑定意見書を提出できない場合がありますが、診療行為の過失が争点となるケースでは勝訴するのは難しいです。又、裁判中、いつでも相談できる各専門分野の協力医がいないと医療機関側から反論が出ても対応することができません。

 

③裁判官に医学的問題点を分かりやすく説明し理解して頂く必要

医療集中部(医療事件を専門的に扱う裁判所の部署)の裁判官は、他の裁判官に比べ医学知識が豊富ですが、もともと医学知識があるわけでも、長年医療訴訟を扱っているわけでもなく、医療集中部に配属となった3~4年間医療事件を扱うだけです。特に転勤したばかりの裁判官に高度の医学知識の理解を求めるのは酷といわざるを得ません。ましてや医療集中部のない裁判所の裁判官は、医学のことは殆ど分からないことが少なくありません。そのため、医学の常識は、裁判では必ずしも通らないのです。

患者側弁護士に医学の知識があっても、裁判官に医学的知見や問題点を分かりやすく伝え、原告の主張が正しいと確信してもらう努力を尽くさなければ勝訴するのは困難です。

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