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医療過誤・医療事故について弁護士が答えるよくある質問Q&A

Q14. カルテ等の証拠保全、自己開示請求、弁護士会照会のメリット・デメリットを教えて下さい。

A14. カルテの改ざん・隠匿防止の点では証拠保全が優れ、費用の点では自己開示請求が優れています。

 

証拠保全手続きは、費用はかかりますが、カルテ等の改ざん・隠匿を防ぎ診療に関する一切の資料を入手出来るメリットがあります。

 

カルテ等の自己開示請求は、コピー代等の実費のみなので費用は抑えられますが、カルテ等が改ざん・隠匿される恐れがあります。

 

弁護士会照会による診療記録の取り寄せは、医療機関がカルテ等の自己開示請求に応じないときに使う場合がありますが、任意の提出を促すもので強制力はなく、カルテの改ざん・隠匿の危険性も自己開示請求と変わらず、照会費用がかかります。

医療事故・医療過誤(医療ミス)について法律相談をご希望の場合には,『医療事故調査カード』をダウンロードし,必要事項をご記入の上,当事務所宛にご郵送ください 担当弁護士が内容を拝見した後,ご相談日をご連絡いたします 電話相談も可能です

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